秘密の生徒会探偵団☆



「冷たいとか以前に自分の席で話せばいいでしょーが。」







「しょうがないやん。
陵の席の隣が由比の席なんやから。
こいつ、いい年して全然動かないねん。」



勇斗があきれたように陵をみる。





「うるせえなあ……。
これで体力温存してんのっ。いつ事件がおきても「「「ああああああああっ!!」」」




あたし、勇斗、そしていつの間にか輪のなかにはいっていた七海が声をだす。




無理もない。だって……


「お前、アホちゃう!?
俺らがただの生徒会じゃないことを外部にもらしたらあかんのやで!!」





そうです。
この学園であたしたちの正体をしっているのは探偵団4人と、わずかな先生だけ。











なんで、こんなにこそこそしないといけないのかというと、あたしたちは直接警察の秘密部隊に繋がっているから。



上からの命令で捜査をしなければならない。



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