秘密の生徒会探偵団☆
「でも、もっと真剣に考えたら違う考えもでてくるんじゃない?」
「考えたくないけど、可能性はあるな。」
腕を組んで向かい側の壁を意味ありげにみる陵。
「由比ちゃんは?」
あたしは……
「陵と一緒かも。」
そういうと、泉ちゃんは自虐的な笑い方をして話した。
「やっぱり、そうだよね。私もそんなの露ほども思ってなかった。
でも実際起きると相手がどれだけ必要な存在か気づけるの。
実は一番近くで見守っていてくれてたんだって。」
泉ちゃんがどれだけさらちゃんを大切にしているかわかった。
あとは……
「陵っ。あたし、さらちゃんを見つける!!」