秘密の生徒会探偵団☆
我ながらかなりヤバい人だ……。
さすがに心の声を言ってしまうのは……。
「そ、そーいえばこの写真に写ってる、ほらっ、さらちゃんの隣の人!!
誰かに似てると思わない?」
「あー。話そらしたー。」
うるさいっ、陵!!
「ふうむ。ほんまやなあ……って誰やねんっ!!」
本場の突っ込みが勇斗から入った。
「バーカ。こいつらは長畑さんを見てねーんだけど。」
あは、あはは。忘れてたあ♪
ぱあっっっし〜〜〜〜〜〜〜〜んっっっっ!!
「いっったあいっ!!何いきなり!?」
振り返ると、勇斗がハリセンをもって立っていた。ってなぜハリセンがここに!?
「やっぱ地元の人は持ち歩いてるもんなの?」
「ちゃうわ。つか、少しはリアクション続けろや。
それに俺、ここに住んでるわけやし、いつでもとりやすい場所においとんねん。
そんで、毎日陵の寝起きに一発……ふふふ。」
陵、ねえ……
寝起き悪いし、ちょうどいっか。
まあ、叩かれた本人は気づいてないと思うけど。