秘密の生徒会探偵団☆



「えっ!?俺叩かれてんの!?」






ほらみろ。
いったどうりだ♪



「そうや。……でもなあ、いっくら叩いてもこいつ起きないねん。
信じられんわ。」




確実にあきらめたような表情で、勇斗はハリセンを手放した。





「陵はマイ目覚まし・LOVEなの。
てゆーかよくもめげずに今の今まで………。」




あたしが冷静にそう言うと、勇斗の動きが止まった。

















「………何が……何がマイ目覚まし・LOVEやねんっっ!!
お前は女子かああっ!!」



「ちょっと、勇斗!!今どきの女の子はそこまで愛してないから!!」




七海〜。突っ込むとこそこ?
それにいつの時代の女の子もそこまで目覚まし愛してなかったと思うなあ……。




「おいっ!!ちょっと待て!!俺だってそこまで目覚まし愛してないし!!
つかそれ言ったの由比だろ!?」


「黙らんかい!!こんの女子がっ!!」


「だから女子じゃない!!」






あぁ……どんどんおかしな方向に言ってる気がする……←犯人。



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