Seven Days Love

教室へ帰るとキヨがお弁当を片付けてくれてて、

「どうだったの?告白??」

ニッと悪ガキのように笑うキヨは、ホントに悪ガキで…

「もしかしてあたし宛ての手紙でも渡された?」

なんて言ってる。
自意識過剰だって言えばそうかもだけど、キヨのはなんだかそうは思えない。
だってキヨは本当にきれいだし、かわいいし、あたしなんかより何倍も何百倍も魅力的な子だから。

でもそれを本人に言うと調子づいてしまうから言わないでおくことにする。

『残念でしたー♪あたしにですー♪』
「あらそう。で、どーしたの?」

つ…冷たい…;;

『実は…―――――――…ってことなの。』
「フーン……よかったね。」
『うん☆…っておーい!!そんだけ!?もっと何かないの?!』
「別に…あの…日野君だっけ?あの人良い人そうだし、いいんじゃん??もしかしたら『偽』から『本物』になっちゃったりして~♪」
『なっ///んなことないよ!』
「わっかんないよー♪」

たったしかに!!漫画とかではあるけど!
そんな風になったりしないし?!


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