Seven Days Love
―水族館―
公園を出てまずは歩いて水族館へ。
ここの水族館はこのへんでは結構人気があって、休日はたくさんの人であふれかえっている。入場券も昼前には完売しちゃうから、人気があるとは知っていたけれどずっと来れないでいた。
『昼前に完売しちゃうって聞いたけど…まだ入場券大丈夫なのかな~??』
「だよね…大丈夫?」
「ふっふっふ…奏子さん貴世里さん…これを見なさいっ!!」
『「ん??………えぇぇ?!」』
なんとソウタの手には…入場券が4枚。
『どっ・・どうして?!』
「なんとなんと…明人君がゲッツしてくれましたぁ~!!」
「わぁ~すごいっ!!」
「うちの親がこことちょっと知り合いでさ♪どーしても!!って言ったらOKだった」
『やった~♪メイトすごい!!』
「だろ~??」
「お前じゃねぇだろ!オ・レ!ほんっと馬鹿は困るよ…」
「おいっ!そこに馬鹿は関係ないだろ!!」