親友の彼氏
真 「あれから龍一は勉強を頑張り、咲子と同じ高校を受けて合格したんだ」

海 「うん……」

真 「咲子は高校に入ってすぐ彼氏と振られたって聞いた。」

海 「その彼氏ひどくね?咲子ちゃん?頑張って受けたのに。」

真 「龍一が原因なんだ。その彼氏に咲子を返せとか言ったみたい…」

海 「龍一ってやつムカつく!!真奈美ちゃん良い子なのに龍一は簡単に真奈美ちゃんを裏切るんだ!」

真 「んで久々にメールして、朝に返事来てて嬉しかったのに今咲子と付き合うってメール入って…うぅっ…ひっ…なんであたしじゃ駄目なんだろう…っ」


海翔があたしを抱き締めて来た。
強くぎゅっと……


真 「海翔ぉ…龍一あたしの事少しは好きでいてくれたかなぁ…」

海 「簡単に裏切ったのはムカつくけど嫌いだったら付き合わないよ」

真 「………。」

海 「真奈美ちゃん。俺と付き合おうよ。放っておけないし守りたい!俺じゃだめかな??」

真 「時間かかるかも知れないけど…」

海 「ほんとに!??」


海翔はもっと強く抱き締めてきた。


真 「痛い痛いっっ」

海 「あっごめんっ」


あたし達は目が合い笑った。
海翔の胸の中は落ち着く。。

海翔これからよろしくね…。

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