薔薇とアリスと2人の王子
「一番上に窓がある。そこからハシゴが垂れているんだ」
イヴァンの言葉に2人は上を仰ぎ見た。なるほど、小さな窓がある。
しかし窓の中は見るからに真っ暗だよ。
「私、見てくるわ!」
またアリスの好奇心が刺激されちゃったみたい。
「このハシゴは危ないよ。それに幽霊とか出てきそうだし」
「大丈夫よ。落ちたら受け止めなさいよね」
カールの忠告を無視して、アリスはハシゴに足をかけて一歩一歩登っていったんだ。
ぐんぐん登ってく。あの高い所にある窓までね。
兄弟2人はハシゴの下で暇そうに見物だ。(アリスが万が一落ちた時の準備なんて、出来ちゃいない)
イヴァンの言葉に2人は上を仰ぎ見た。なるほど、小さな窓がある。
しかし窓の中は見るからに真っ暗だよ。
「私、見てくるわ!」
またアリスの好奇心が刺激されちゃったみたい。
「このハシゴは危ないよ。それに幽霊とか出てきそうだし」
「大丈夫よ。落ちたら受け止めなさいよね」
カールの忠告を無視して、アリスはハシゴに足をかけて一歩一歩登っていったんだ。
ぐんぐん登ってく。あの高い所にある窓までね。
兄弟2人はハシゴの下で暇そうに見物だ。(アリスが万が一落ちた時の準備なんて、出来ちゃいない)