クリスマスの夜に☆
冬樹の家に行く途中冬樹は私に。
『そういえばさ、冬香のほしいものって
なんだったの?』
「あ、私のほしいものはね。」

『なんだよ。もったいぶんなって』
優しく微笑んでた。

「冬樹がほしいって言おうとしたの。」
『俺ら同じこと考えてたんだな。』

「私ね。去年もこんなこと考えてた。
それにね、私。冬樹のこと愛してるから。」

『俺も。愛してる。』


___カランころん♪

可愛らしい玄関のおと。
さすがサンタさんのおうちだなって思う。

「こんにちは~☆」
『父さん。母さん!!』

「冬樹、、、ってあらぁ可愛らしい☆」
「おやおや。早く中に入りなさい。寒いだろう」

うわぁ。優しいな・・・。

「はじめまして。雪 冬香です。」

「冬樹の母です。」
「父です。」

初めてみた私に優しい笑顔で
ほほえんでくれた。。。

『父さん、母さん。俺この子と一緒に人間界にいきたいです』
「そうだろうと思ったよ。なぁ?母さん?」
「ええ、わかってましたよ。」

『「じゃあ!!!??」』

「いいわよ。」

あっさりだけど。
ものすごく分かり合えそうな優しいお母さん…。

「ただし!!!」

『「ただし・・・?」』

「「たまには帰ってくること★」」

お父さんもお母さんも
本当にいい人。

「はい★かえってきます!!」
『ちょくちょく顔みせにくるから。』



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