クリスマスの夜に☆

~去年の冬~

_____1年前___

「あ~今年も一人か。」
『冬香が彼氏つくらないからじゃない。』
「私は好きじゃない人とは付き合わないの!!」

こんな平凡な会話をしていても
やっぱり寂しい。

「彼氏がほしいな」

『じゃあさ、俺と付き合わない?』
「はい!?」

振り向くとそこには
サンタさんの格好をしたカッコいい人がたっていた。

「あの・・・『俺のこと呼んだのお前ジャン』」
「・・・あなたは何を言ってるんですか?」

そういうと彼は可愛らしい笑顔で微笑んだ。


『彼氏ほしいってサンタにお願いしたから』

「だからってなんで?」
『俺がサンタだから』

はっ!?
何を幼稚なこといってんのコイツ(笑)
でもちょっと可愛いなぁ…。

「あの、さ。じゃあ、クリスマスだしどっかいかない?」

そういうと彼はうれしそうに
やんちゃな笑顔でいった。
『本当!??じゃあ。いこうよ!!』




そのとき___
< 3 / 14 >

この作品をシェア

pagetop