クリスマスの夜に☆
『さ、お別れみたいだな』
「え、なんで?」
『俺はサンタの国にいなきゃならない』
「なら。なら私もいるよ!!」
『なに言ってんだよ。冬香の親とか心配するだろ』
「いや。帰らない。」
『そうやって言うんなら、来年はあわない』

どういうこと?来年のクリスマスまで
会えないってこと・・・?

『でも!!!サンタの国には携帯があんだよ(笑)』
「はえ!?」

そうなんだ。
ってことは。。。
「アド!!アドレスください!!!」
『もう登録できたよ?』

「どういうこと?」
『俺サンタだから願いはほしいものはあげなきゃ★』

そういって小さい子供みたいな笑顔で
笑ったんだ。


そこから私の記憶はなかった。
だって目が覚めたら自分の家にいたんだもん。


それから私たちはメールをかかさずにした。

でもやっぱり寂しくて。
会いたくて。
でも我慢しないと会えないから。

私は来年をまつことにした___
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