【短編】不器用彼女
どんなにツンツンした性格でも。
不器用でも……毒舌でも。
どんなに俺を引き離しても。
俺は知ってるよ?
君の、本当は優しいその瞳を。
君にはツンデレなんて言葉は無いぐらい、常にツンツンしてるけど。
その強気な言葉も。
不器用な照れ隠しも。
全部俺は好きだよ。
俺にしか見せないその赤い顔も。
俺のアプローチにすぐ赤くなるから。
それが俺のくせになって。
もっと見たいって思う。
だからそんな不器用な君が好き。