【短編】五月蝿い子



来るのは別に構わない。





でもさ?





来るたんびドジ犯すってどうよ?





俺は五月蠅いそいつに苛々しながら小説に視線を落とす。





「もぉ……菜帆。何してんのよ」





呆れながらも歌唄は相武が倒した本を片付け始めた。





その後に相武も慌てて片付け始める。





…………。





「歌唄ぅ~……これってどこ??」





……。





「これはぁ????」





……。






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