MEMORY


「お前こそ大丈夫だった訳?」

話も途切れて、授業に集中してたあたし…

そんなあたしに横から話かけて来た黒澤君。

ただそれだけが、もの凄く嬉しかった。



『ん?』

「平手打ち?」

『あー』

まぁ大丈夫と言えば大丈夫だし…

正直痛かったけど…。


「悪かったな…」



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