MEMORY


ピアノの音色が聞こえなくなった。


ゆっくりと目を開いた。



「…」


それと同時に黒澤君と目が合った。


『綺麗…』

「綺麗?」

『うん、もの凄く…』





黒澤君…

あなたを好きになっても良いですか…?



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