MEMORY


友達…

友達じゃないんだけど…。



『うん、まぁ…』

そう言うしか無かった…


「杏をよろしくお願いしますね?」

あたしは大地を見た。

大地は真里さんじゃなく黒澤君を見て言っていた。


何で…



「はい。クラスメイトなので」



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