MEMORY


あたしは黒澤君の横の席に座った…。

あたしの席と黒澤君の席だけが飛び出てる。

あたしの左横が黒澤君。
右横には誰も居ない…。

前の席の女の子は、さっきあたしを呼んでくれた子だった。


クルっと後ろを向いた、その子は、

「ねぇ、あたし飛鳥!!」

『!!』

いきなりの自己紹介でビックリした、あたし…



< 20 / 232 >

この作品をシェア

pagetop