MEMORY


「すごい!!杏、嘘じゃなかったんだな!」

失礼なやつ…

亮は、あたしがピアノ弾けるって信じて無かったみたい。



「中々、良いじゃん」

「おぉ~響が褒めるなんてね~!良かったね杏!!」


えっ…

あたし褒められた…?


『やば…嬉しい』

「何か言った?」

あたしは亮に首を振った。



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