MEMORY


「偉く急だね?転校」

『そうだよね…お父さんの仕事の事情で』

「そうなんだ~あ、もしかして、また転校しちゃう?」

『それは分かんないかな?』

「そっか…でも、それまで仲良くしよっ!あ、それまでじゃなくて、ずっと!!」

飛鳥は元気いっぱいで明るくて優しい女の子だった。


ねぇ冬、あたし友達出来たよ!
冬は元気にやってますか?
あたしの事は、心配しないで大丈夫だから!!



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