MEMORY


「俺らは中3から付き合ってた。それは付き合うしか無かったから。亮からドコまで聞いたか知らねぇけど」

中3…。
長いんだ。

仕方なく付き合ったって…



『真里さん追いかけて…』

「だから…」

『あたしは黒澤君の事、好きだよ…だからちゃんと話したい』

「分かった」


黒澤君は音楽室を出て行った。



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