MEMORY


あたしは黒澤君が好き。

好きで仕方ない…


だからこそ真里さんと話をしたい。

こんなままなんてイヤだよ。


真里さんだって黒澤君が好きなはずだから。




「広瀬さん…」

『真里さん…』


音楽室に真里さんがやって来た。



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