MEMORY


『あ、無いです…』

「そうか」

当たり前の事聞かないでよ…
分かってるくせに…

「じゃあ黒澤、見せてやれ」

ちょ…ちょっと!
冗談じゃないから!!
怖い、殺されちゃうよ!!
ピアス馬鹿に!

「はい…」

黒澤君は小さく返事をした。

やっぱり嫌だとか思ってるんだよね…

面倒くさそうに机をくっつけて来た。


『…』



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