MEMORY


結局聞けなかった…

あたしは先生を睨んでみた。
こんなんしたって意味ないのは、あたしが1番よく分かってる…。


はぁ…

隣を見ると、


『あ、』

「何?」

聞こえてたんだ…

黒澤君がこっちを向いた。



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