MEMORY


朝、車に乗り込んだのに着いた頃には、もう日が暮れていた。

『ここ…?』

「そうよ」


どう見たって学校…?
てか今から学校行くの!?


『あたし私服だよ!?』

「大丈夫だ」

お父さん、何が大丈夫よ…


そんなあたしを余所に歩き始めた、お父さんとお母さん。


『ちょ…ちょっと!』



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