MEMORY


「そっか…」

『何でココに?』

「転校生ちゃんこそ何で?」

『…』

あたしは…

「別に良いけど。あんまオススメしないよ?」

『何を?』

「響、彼女居るし」

『えっ…』

中島君は知ってるんだ…
黒澤君が放課後にピアノを弾いている事を。

前に会った時も…
知ってたんだ…。



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