MEMORY

立ち上がった飛鳥を再び席に座らせて、あたしも自分の席に腰を下ろした。


『あのさ…』

「ん?」

『あたし…』

中々言い出せない…

「好きになった?」

『えっ…』

「杏、バレバレ!!」

『うっそ…』

「ずっと待ってた。言ってくれるの…。」



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