MEMORY


『でも…』

「好きになったて良いじゃん?彼女居たから何~って感じだし」

『飛鳥…』


飛鳥は知ってるんだ…。

まぁ黒澤君とは幼なじみって言ってたし。


『彼女って誰か分かる?』

「まぁ…」

『それっ…』

ガラガラガラガラ―――

あたしが言いかけたと同時に教室のドアが開いた。



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