MEMORY


『えっ…』

女の子はあたしに向かって歩いて来た…。


「あんた、響の何?」

『えっ…』


てか近くない?
あたしの顔の前に…顔があるんだけど…。


「最低だね!!」


えっ…


「真里!!」



バシン――

痛っ…。



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