あなたが好きなはずなのに
「今日はずっと離さない。」


「隆志・・・。」



そして、私達は自然にベッドへと向かった。


私は隆志に夢中になった。


夢中になる事で、リョウの事も都子さんの事も全て忘れようと思った。



もう、都子さんに逢いたくない。


思い出したくもない。


やっぱり私は隆志が好き。



私はもうこれ以上何も起こらない事を願うしかなかった。


けれど、世の中そんなに上手くはいかないみたい。


それから数日後・・・。


もう一度私は都子さんと逢うはめになった。



それも、その出逢い方は・・・私のとって最悪な出逢い方だった・・・。




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