あなたが好きなはずなのに
「ごめんね、私・・・リョウに甘えちゃいけない気がするの。それに、隆志を信じるって決めたから。」


「花音・・・。」


「もう、そんな顔しないでよ。大丈夫だって!そうだ!ハンバーグじゃなくてハンバーガー食べて帰ろうっか!」


「しょうがないな。」


リョウは私に微笑んでくれた。



半分呆れた顔をして笑ってくれた。


それだけで十分。


そして、この日私達はファーストフードで食事をして帰った。



隆志を信じる。


でも、何で都子さんと一緒にいたの?


明日直接隆志に聞けるかな・・・。


もう、隆志帰ってきているよね。


そう思いながら私は早めに布団へ入った。


なかなか眠れない。


私は何回もひつじを数えながら・・・やっとの思いで眠りについたのだった。



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