あなたが好きなはずなのに
私は隆志の首に手を回す。


そして、隆志の顔に顔を近づけキスをした。



「ふふっ、びっくりした?」


「あぁ。」



隆志はまん丸な目をしながら私を見る。


こんなびっくりした顔の隆志も好き。



「いこ?」


そして、隆志は私をベッドに連れて行った。


私をベッドにおろすと、隆志は私の髪にとまった髪留めをスッととった。



「あっ・・・。」


さっきリョウにもらった髪留め・・・。



「今は涼太はいらない。俺だけだ。」


「うん・・・。」


隆志は私のおでこにキスをおとす。



「愛してる。」


「私も・・・。」



私たちは、次の日が会社だなんて忘れて、何度も何度もキスをした。


そして、私と隆志は久しぶりに激しく愛し合ったのだった・・・。





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