あなたが好きなはずなのに
「んっ・・・はぁ・・・っ。」
すると、コンコン♪
会議室のドアが誰かによってノックされた。
私はふと思い出した。
会議室の鍵閉めるのを忘れた・・・?
私は隆志の背中をポンポンと叩く。
隆志は私の唇から離れると、不機嫌そうに私の目をじっと見つめる。
「隆志・・・鍵・・・閉めるのを忘れた・・・。」
隆志は一瞬大きな溜息をついたが、その言葉に、動じることもせず、すっと椅子へと座る。
そして、ドアの向こうまで聞こえるはっきりとした声を出して一言「どうぞ」と言った。
会議室のドアが開くと、私は窓の外を急いで見るフリをした。
だって、今の私の顔はきっと真っ赤だもの。
こんな顔は誰にも見せられない。
「山下さん、○○さんからお電話です。」
「あぁ、今すぐ行く。」
私が後ろをチラッと見ると、隆志はすっと立ち上がり、自分の席へと戻っていった。
資料はそのまま・・・と言う事は戻ってくるという事だろう。
私は、急いで更衣室に行き、心を落ち着かせた。
すると、コンコン♪
会議室のドアが誰かによってノックされた。
私はふと思い出した。
会議室の鍵閉めるのを忘れた・・・?
私は隆志の背中をポンポンと叩く。
隆志は私の唇から離れると、不機嫌そうに私の目をじっと見つめる。
「隆志・・・鍵・・・閉めるのを忘れた・・・。」
隆志は一瞬大きな溜息をついたが、その言葉に、動じることもせず、すっと椅子へと座る。
そして、ドアの向こうまで聞こえるはっきりとした声を出して一言「どうぞ」と言った。
会議室のドアが開くと、私は窓の外を急いで見るフリをした。
だって、今の私の顔はきっと真っ赤だもの。
こんな顔は誰にも見せられない。
「山下さん、○○さんからお電話です。」
「あぁ、今すぐ行く。」
私が後ろをチラッと見ると、隆志はすっと立ち上がり、自分の席へと戻っていった。
資料はそのまま・・・と言う事は戻ってくるという事だろう。
私は、急いで更衣室に行き、心を落ち着かせた。