あなたが好きなはずなのに
「花音行くぞ!涼太はどうするんだ?来るのか?」
隆志は私の手をとり、自分の下へと引き寄せる。
そして、一瞬だけリョウの方をチラッと見た。
「兄さん・・・最初から俺は行くって言っているじゃんか。」
リョウは隆志に呆れ顔。
そして、リョウは私と一瞬目が合ったがすぐに目を逸らした。
私も思わず目を逸らす。
昨日の事を思い出す・・・。
どうしよう、ドキドキしちゃう。
すると、香おばちゃんは何かを察したのか、私の背中をポンと叩いた。
「じゃあ、ほら!3人で行ってらっしゃい!」
香おばちゃんは、両手を開き私たちを追いやるように背中を押すマネをした。
そして、身支度を終えた私たちは今玄関にいる。
「お兄ちゃん!お昼は?」
「適当に食べて来る!」
そう言って、いつも通り隆志は私を助手席に乗せる。
「じゃあ、香おばちゃん行ってくるね!」
「いってらっしゃい。」
そう見送られると、隆志は車のエンジンをかけたのだった。
隆志は私の手をとり、自分の下へと引き寄せる。
そして、一瞬だけリョウの方をチラッと見た。
「兄さん・・・最初から俺は行くって言っているじゃんか。」
リョウは隆志に呆れ顔。
そして、リョウは私と一瞬目が合ったがすぐに目を逸らした。
私も思わず目を逸らす。
昨日の事を思い出す・・・。
どうしよう、ドキドキしちゃう。
すると、香おばちゃんは何かを察したのか、私の背中をポンと叩いた。
「じゃあ、ほら!3人で行ってらっしゃい!」
香おばちゃんは、両手を開き私たちを追いやるように背中を押すマネをした。
そして、身支度を終えた私たちは今玄関にいる。
「お兄ちゃん!お昼は?」
「適当に食べて来る!」
そう言って、いつも通り隆志は私を助手席に乗せる。
「じゃあ、香おばちゃん行ってくるね!」
「いってらっしゃい。」
そう見送られると、隆志は車のエンジンをかけたのだった。