あなたが好きなはずなのに
玄関の鍵をかける隆志。


その時、一人の女性が声をかけてきた。



「隆志!涼太君!」



えっ?誰?


見ると後ろには綺麗な女性が立っていた。


綺麗な大人っぽいワンピースを着ている彼女。


モデルのようなスタイルで長いストレートの黒髪。



「都子(みやこ)?」


「隆志!」



その都子さんは私を無視して隆志に抱きつく。


えっ?何この展開?


私はその2人を見ているしか出来なかった。



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