あなたが好きなはずなのに
夕飯何食べようかな?


隆志のおごりだし♪


私は更衣室に入りロッカーを開ける。


そして、まずはいつものように鞄の中から携帯を出す。


メール5件。



「あっ・・・。」


その中にリョウからのメール。



『今日の夜お土産もって行くね。 リョウ』



えっ?えっと・・・リョウからのメールが8時半だから、まだ大丈夫?


今9時だけれど、とりあえず返信しなきゃ。



『返事遅くてごめんね。今、仕事が終わったの。今から隆志と夕飯食べに行くんだけど。 花音』



すると、すぐにリョウから返事が来た。



『何処に食べに行くの?俺もそこに行く! リョウ』



しょうがないなぁ・・・。


隆志に怒られそうだけれど、まっ、いいか。



『じゃあ、また決まったらすぐに連絡するね 花音』



そんなメールのやり取りをしていたら、結構な時間が経ってしまった。




< 8 / 133 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop