君に届きますように【詩集】
・ゆっくり
ゆっくり
ゆっくり……
ゆっくり
ゆっくり……
進む時は
名残惜しい
俺は自由
努力しなくても
全てあたえられている
こどものくせに
おとなだと思ってた
こどもは
今しかない
おとなは
こどもにはなれない
だから
遊ぶんだ
君と俺で
大声を出して歌ったり
汚くなるまで走ったり
迷惑かけて怒られて
後で喧嘩しちゃったり
ゆっくり
ゆっくり……
そんな時間も
進んでしまう
でも
楽しい
楽しい思い出を
作っている
「思い出を作ろう」