キャラメルと会長様。
「分かりゃあいいんだよ、分かりゃ。
で、家どっち?」


「右です。」


「荷物貸して。」


ドキ


「ありがとうございます。」


ここは、素直に甘えることにした。
そしたら、会長は嬉しそうに微笑んでた。
もう少し明るかったら、もっと良く見えたのに。


ねぇ、会長。
私、何故か嬉しいです。


会長が送るって言ってくれて。


これなら毎日、会長寝ててくれたらいいのに。
そしたら、毎日……。
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