キャラメルと会長様。
私は大丈夫だけど、段ボールは…。
「ぶつかっておいて、謝りもなしか。
いい加減、荷物が乗っていて重いんだが。」
その声でハッとする。
段ボール、じゃない声のした方を見ると…。
「どけてほしいんけど?」
「きゃー!!ごめんなさい、ごめんなさい!
すぐにでもどけますー!」
あのいかにも重そうな7、8個の段ボールが、とある男の人の足の付け根から腹部、更には手の付け根にまでドカッっと押し倒している形になっていた。
私は急いで除けようとしたが、最後の1つ、一番大きいのがどうしても持ち上げる事が出来なかった。
「ぶつかっておいて、謝りもなしか。
いい加減、荷物が乗っていて重いんだが。」
その声でハッとする。
段ボール、じゃない声のした方を見ると…。
「どけてほしいんけど?」
「きゃー!!ごめんなさい、ごめんなさい!
すぐにでもどけますー!」
あのいかにも重そうな7、8個の段ボールが、とある男の人の足の付け根から腹部、更には手の付け根にまでドカッっと押し倒している形になっていた。
私は急いで除けようとしたが、最後の1つ、一番大きいのがどうしても持ち上げる事が出来なかった。