キャラメルと会長様。
いや…!
寝てる、か。
どうしよう。

…………………。
起こして、いいよね?

「会長ー。あの、終わったんで帰ろうと思うんですけどー。
会長ー。起きて下さーい。」

「ん……。」

案外あっさりと起きる会長を横目で見ながら、帰る用意をしていく私。

「えっと、帰ります、ね?」

ダンッ!!

一瞬のうちに私の前に来たと思ったら、そのまま壁に押し付けられていた。
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