キャラメルと会長様。
「会、長……?」

鋭い瞳。目が離せない。

ギリッ

「った、ん!?」

両手首を握られ、そのまま会長の唇で私の唇を押さえられていた。

「んーー、んーー!!」

いやっ!!怖い……。

身動きが取れず、されるがままの私。

「んー!!」

その声が届いたのか、会長はやっと唇を離した。

「会長、痛い……。」
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