キャラメルと会長様。
下僕誕生
「次はこれコピーしてきて。60部ね。
あとそれが終わったら俺の肩揉んで。」


「…………。」


「返事は?」


「…わかりました!!」


バタンッ


パタパタパタ


あーもう!
むーかーつーくー!!


私が一目惚れした人は、とんでもなく人使いの荒いイヤな奴でした。


「一体どれだけ人をこき使えば気が済むのよ!!!」


一人急いで廊下を走りながら、私は思いっ切り愚痴をこぼす。


もちろんあいつの。
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