キャラメルと会長様。
恐怖が後から後からやって来て、私はただ泣き崩れることしか出来なかった。

―――――――――――――

「うわ、暗っ。」

少し落ち着いてきた私は、窓の外を見た。

私は2時間ほど泣いていたらしく、辺りはもう真っ暗で時刻は7時を過ぎていた。

鍵が閉まるのが7時半。
焦りが出てくる。

「やば…。」

電気を消して、校門までダッシュ。

すると校門には……。
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