【短】甘い夜の訪問者
「え…」



「落ち着くから。」






先生はあたしから腕を解き、あたしがさっき出したカップを手に取ってなぜか一口口に含んだ。

あたしに飲む?って言ったのに、なんで…?

でも、変に冷静な頭の一部があたしに思い出させた。



「…先生、でもあたし猫舌だから、熱いのは飲めな」















全部言い終わらないうちに、あたしは口を塞がれた。

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