【短】甘い夜の訪問者

24:50

「どうぞ。」



あたしは先生の前にカップを置いた。



「お、ありがと。」



先生はそのまま美味しそうに飲む。



かなり熱いはずなのに。


猫舌のあたしにはできない芸当で、少し羨ましくなった。




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