セツナイロ

color 9



いつしか、イジメも無くなっていた7月。


梅雨明けの空は青く、なおかつ小鳥が飛び交っていた。




あたしの胸にあいた穴はまだ大きいけれど、その存在すらも消え失せようとしていた。




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