セツナイロ


その視線の先、ある机にあたしの笑顔が消えた。

今日もアスカは来ていない。




「んー?
どした?ユズ?」

ルナがあたしの視線を伝い、アスカの机を見ながらため息をついた。


「ユズ…」

心なしかその声は震えてた。



「あははっ
何でもないよ。

はい、宿題再開!」


ダメだ…

笑えないよ…

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