セツナイロ
ソライロ



キミを思えば思う程に、遠くに行ってしまうの。



あたしの中から溢れだす気持ちは、去り行くキミの背中にぶつけた。


音のない声を、きっと届かない思いを。



ただひたすらに、キミの背中に叫んだんだ。



この空を染める、ソライロの悲しみを込めて。




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