Rainbow Love Story [短編集]
私の直感が、私に教える。
行動するなら、今しかないっ!
「決めましたっ…!」
「え?」
突然腕を掴まれた水城先輩は、驚いた表情で聞いてくる。
そんな表情も整っていて素敵!
「水城紫音先輩…!
今日から私…、
あなたの弟子になりますっ!」
「…は??」
そう!
水城先輩って言えば、来る者拒まずの超!プレイボーイっていう噂。
それに、今初めて見たけど、他の人とはオーラが絶対に違う気がする!
だから、この人の弟子になれば…っ!
「ちょっと待った…!弟子って…?」
少し引きつってる笑顔が私にもわかる。
でも、そんなの気にしない♪
「はい!師匠のもとで、その素敵な雰囲気が纏えるように修行したいと思いますっ!」