Spring
瑠美は後ろに振り向いて表情を見せないまま言った。
『乗っ取ってない。この身体は私の。瑠璃は私のためにこの身体を育てる為の心のクローン(人工人間)なんだから・・・。』
『えっ・・・?』
『そういうこと。ま、瑠璃。お疲れ様。貴方の役目は終わりよ。後は私の中で闇として生きることね。』
『ちょっと、待って!何で?意味わかんない!!クローンってなによ!?待って・・・説明してよ!!』
瑠美は光の中に消え去り
その光は消えてしまった。
闇なんて・・・。
飛鳥は・・・?