Spring
机に桜を書いてボーッとしてたら教室の扉が大きな音をたてて開いた。
・・・――――飛鳥だ。
「お~い、モデルちゃ~ん!」
教室中から注目を浴びる私・・・。
注目なんてされるの初めて・・・って、そうじゃなくて!!
私は教室から出て飛鳥を連れて体育館裏に逃げた。
「ねぇ、瑠璃ちゃん。こんなとこ連れてきて・・・まさか襲う気!?」
―――へっ?
「ちっちっ、ちがぁぁう!!」
飛鳥はケラケラ笑った。その顔をみてキュンッとする私・・・。
これは恋なんだよね・・・?